REDOND WIND Story

初代モデルの発売は2019年。業者から素晴らしい生地素材を紹介され、店主がまずイメージしたのは、
三年間の渡米時代にLAの海岸でよく見かけたサーファー達のアフターファッションだ。
真夏の強い日差しから体を守る為だろうが、フード付きの長袖Sweatshirtに着替えてサーフサイドのカフェでバドライトを片手に談笑する彼らの姿は、
とても洒脱でスタイリッシュだった。

そんなイメージを踏襲して初代モデルを作ったが、2023年、UPF50+のUV機能などさらに進化した素材【AquaStealth】に出会った店主はこの頃を改めて思い出し、
製品名を自身過ごしたロサンゼルスやサンディエゴの美しい海岸にちなんで【REDOND WIND】とネーミングすることにした。
そしてさらなる進化を求めてデザインパターンの細部を見つめ直し、製造を国内工場に委託する事にした。

Spec/Gimmick

強い日差しと紫外線から頭部を守るためのフードは、海面の照り返しから顔や首も保護するために深めにクロスさせたデザインを採用。これは袖のフィンガーホール同様、北米西海岸のサーファーウエアのギミックを踏襲した、まさに海辺遊びに必然のデザインとなっている。

また今回から生地を、急速吸湿速乾機能に UPF50+のUV機能も備えたポリエステルAquaStealthと、遮熱ポリエステル素材であるShadanの二種を組み合わせた生地へと変更。
一日中強い日差しの中で過ごすことが多いアングラーにとって、なまなかな薄いだけの生地では布越しに紫外線を吸収するし、ブユやヤブ蚊からも身を守らなければならないからだ。
前モデルよりあえて「少しだけ硬い」生地を採用した理由はそんなところにもある。



Color

夏らしい明るいカラー二色

Seagull Gray

CaliforniaBlue


フードカップ形状はCapの上から被ることを前提に、型紙を少し大きめにした3Partカッティング。
フィンガーホールは元来「着たまま泳ぐ」際に水圧を受けて袖がめくり上がらないように設計されたものだが、
フィッシングシーンにおいては素手派アングラーの手の甲を日焼けから守る役目を果たし、またキャストの際に袖のバタつきを抑える役目として採用。

プリントロゴはオシャレさを演出する大事な要素ではあるが、一大目的である機能面(透湿・速乾など)を最大に活かすため、
生地機能を損ねない最低限のサイズでシンプルに配したデザインとした。

さらにポケットにも一工夫。
ジッパーを排除し、入れやすく出しやすく飛び出しにくいと三拍子揃ったパターンに変更。

◆2023モデルでは首裏のロゴプリントは透湿を阻害するので排除し、胸と袖のロゴはタイプも位置もそのままで、生地色に合わせてカラーリング。

◆ポケットは物が落ちにくいのにスムーズにポケットに手を入れることができるパターンを採用。


販売価格:税込み8.800円


サイズ表