レンジクロスヘッド【フィッシュインオリジナルProPack】
明治25年創業という日本の針メーカーの中でも最も古い歴史を持ち、その精度の高さと価格の安さから漁師を始め多くの釣り人の信頼を勝ち得ていた釣り針メーカー土肥富。
このDOHITOMIが満を持してリリースしたジグヘッドは多くのベテランアングラーを唸らせた。
明治25年創業という日本の針メーカーの中でも最も古い歴史を持ち、その精度の高さと価格の安さから漁師を始め多くの釣り人の信頼を勝ち得ていた釣り針メーカー土肥富。
このDOHITOMIが満を持してリリースしたジグヘッドは多くのベテランアングラーを唸らせた。
古風な経営方針で進んできたためルアー界ではほとんど知られることの無かったメーカーだが、「がまかつ」や「マルト針」同様に、古くから本格釣り師に絶大な信頼を得ていた釣り針製造の専門メーカーだ。
店主レオンはこのレンジクロスヘッドをはじめて使用したときに、その針先の鋭さに思わず唸った。
このフックはもともと素晴らしい針先を持ちながらさらにフッ素・フロロコートが成され、恐ろしいほどに良く刺さる。
とても失礼な表現にはなるが、まだこんな凄いジグヘッドを作るメーカーがルアー界であまり知られること無く密かに存在していたのかと・・。
さらに唸らされたのがアジング用に成型されたヘッド部分。トゥイッチ後のフックの立ち上がりが良く、安定して上あごにヒットしやすく、またフォール姿勢やフォールスピードの低減など実によく考えて作られている。
そしてもっとも感心させられたのが、わずかに外方向へ向いたティップ(針先)の角度だ。
フックの”軸”から開いている、いわゆるオープンゲイブの否定派(針先が伸びやすいから)だった店主レオンはここにいたく感動した。
写真のバーブ(カエシ)部分をよく見ると分かるが、軸が開いているのでは無く針先だけが繊細な角度でわずかに外方向へ向けてある。
したがってアジの喉奥に針先が立ちやすく、懐までしっかり刺さればゲイブが開くことも無い。これは理想的なマイクロゲーム用のジグヘッドだと・・・。
そこで一体誰がデザインしたのだろうと関係者に当たってみると、すでに店主も名前だけは知っていたが愛媛県在住でアジングの初期の頃からこだわり抜いたアジング研究をしていた矢野氏(あおむしの釣行記3)の監修であることが分かった。
なるほど。やはり現場と魚を知り尽くした男の手によるデザインだったのかと、改めて感動させられた。
その後、アジングのみならずレギュラーサイズまでのメバリンにもこのフックを使用し続け、店主としては尺ヘッドDXTypeDでワインドゲームする時や、磯のデカメバルやギガテラアジを狙うとき以外は全てこのジグヘッドを使用するほど気に入ってしまった。
となると、個人的にこれらの釣り具でいつも思うことなのだが、チマチマと5個入りパックをなどを買うことに非常に無駄を感じずには居られない。
ということで二年ほど前から土肥富さんと交渉を重ねて今回ようやくフィッシュインオリジナルのProPackが実現。
はっきりいってアジメバ用ジグヘッドは、この汎用性の高いレンジクロスヘッドと、ワインドゲーム用の尺Dと、ショートシャンクのジグヘッドタケちゃんがあれば他は必要無いです。だからコスパ効率の良い「大入りパック」が望ましいのです。
ベイティ1.8〜2.3inchとの相性も良く、INXテスターやモニタリングをお願いした数名のアングラーさん達もこの組み合わせで豆アジからギガクラスまでバンバン釣っています。
ベイティ発売に何とか間に合わせたかっただけに実にナイスタイミングな企画となりました。
※ネコポス利用は3個まで(8種セット除く)
美しい
そして刺さりは言わずもがな。
そして錆びにくいように感じます。